RXシリーズも90年代後半の排ガス規制をクリアできずに、2000年の最後の作品であるRX-8を最後に製造が終わりとなります。しかしRX-8はそのフォルムとハイパワーであることが今でもドリフト好きの走り屋や当時の憧れを抱いていた世代にとっても憧れであることに変わりなく、その買取相場も意外に高いのです。現在での買取相場がどうなっているのかというと、走行距離によって変動しますが平均価格が75万円以上となっています。
この金額を比較して同時期に生まれた車の買取相場を比較するとその半分であり、その価値が高いことがうかがえます。その価値が高いのも現在ではRXシリーズは絶版したこともありますが、それによりもRXは常に独自の技術で進化し車に乗って走ることを楽しいという当時そして現在につながるコンセプトを忠実につなげていることが買取相場として現れていると言えます。
RX-8買取相場 推移
年式 | グレード | 型式 | シフト | 買取相場 |
---|---|---|---|---|
平成15年式(2003年) | タイプS | LA-SE3P | 6MT | 11万円~28万円 |
平成16年式(2004年) | マツダスピードバージョン | LA-SE3P | 6MT | 41万円~71万円 |
平成16年式(2004年) | ベースグレード | LA-SE3P | 5MT | 26万円~40万円 |
平成17年式(2005年) | タイプE | ABA-SE3P | 4AT | 23万円~36万円 |
平成17年式(2005年) | タイプS スポーツプレステージリミテッドII | ABA-SE3P | 6MT | 53万円~61万円 |
平成18年式(2006年) | トゥルーレッドスタイルI | ABA-SE3P | 6MT | 58万円~72万円 |
平成18年式(2006年) | タイプS サンドベージュレザーパッケージ | ABA-SE3P | 6MT | 63万円~79万円 |
平成19年式(2007年) | ロータリーエンジン40周年記念車 | ABA-SE3P | 6MT | 76万円~92万円 |
平成20年式(2008年) | タイプRS | ABA-SE3P | 6MT | 71万円~85万円 |
平成20年式(2008年) | ベースグレード | CBA-SE3P | 5MT | 36万円~53万円 |
平成21年式(2009年) | タイプS | ABA-SE3P | 6MT | 77万円~90万円 |
平成23年式(2011年) | スピリットR | ABA-SE3P | 6MT | 106万円~126万円 |
※上記の買取相場はあくまでも相場です。車の状態(改造パーツや走行距離、年式など)によって買い取り額は大きく変わります。
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【体験談】スポーツタイプの車でも買取店だからこそ79万円で売れた
車買取店を比較したのが良かった
とおるさん(36歳/男性)
満足度:
売却した車種情報
車種 | RX-8 |
---|---|
年式 | 平成20年 |
走行距離 | 62,000km |
グレード | タイプRS |
ボディカラー | パールホワイト |
売却額 | 79万円 |
RX-8の売却・乗り換えのきっかけ
全然乗らなくなったRX-8を実用重視の軽自動車に乗り換え
今回、RX-8を売却ようと思ったきっかけは、あまり乗らなくなったからです。デザインと走行性能に惚れて購入したけど、30代半ばになって「見た目よりも実用性を重視しよう」と考え、軽自動車に乗り換えることにしました。
また、仕事が忙しく休みの日は家でのんびり過ごしたり、友人と飲みに行く事が多いので、若い時よりもRX-8に乗る機会が減った事も売却しようと理由のひとつです。
自分なりに工夫した売却ポイント
愛車の相場を知るために買取店に査定依頼
この種のスポーツタイプの車がどれくらいで売られているのか、相場が知りたくなり、買取店3社に査定してもらいました。
結果はA社が71万円、B社が79万円、C社が73万円でした。予想以上に高額で買い取ってもらえる事が分かり、驚きました。
売却先はB社に決めたのですが、B社は査定額はモチロンの事、査定士の対応が物凄く良かったです。車を見るなり「RX-8いいですよね。今一番欲しい車なんですよー」と言ってくれたし、査定のポイントが年式や走行距離、ボディカラーや修復歴のアリなしで変わってくると詳しく説明してくれました。
RX-8は中古車市場でも根強い人気があるらしく「マツダのロータリーエンジンの中で最後の車なので、スポーツカー好きの方へ高く評価されています」とも言っていました。
売却後の感想
中古車を売るなら早めに、どこに売るかが肝心になる
僕のように「車好きだったけど、今は乗らなくなった」という方は多数いると思いますが、そんな方はいち早く売却を考えた方がいいと思います。
車は『10年乗ったら価値はゼロ』と言われるぐらい価値が下がるのが早いです。今は50万円で売れるかもしれないけど、後継車の登場などで、相場がダウンし、1年後には30万円以下という事もありえます。
また、新車を買うついでにディーラーの下取りに出す方が多いですが、車買取店に売却した方が高く売れる可能性は上がります。
買取店に売却する場合でも、僕のように複数社に査定を出して、査定額を比較した後に、売却するのが一番いいでしょう。
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RX-8TIPS
80年代から90年代前半期において車好きの憧れとしてあったのが、機械式LSDを導入もしくは前輪の切れ角を増すなどのチューニングが施されたチューニングカーで車を走行中に傾けて高速でコーナーを曲がるドリフトに特化した車であるドリ車です。そのドリ車で、長年あこがれであり先方に立っていた車がマツダが製造していたRXシリーズでありその最後の車がRX-8です。
RXシリーズはマツダの特徴である掃除機に使われているエンジン動力ロータリーエンジンを搭載し、ロータリーエンジンから作られハイパワーは本来登りの坂道では走りにくいとされていた後輪駆動のFRで登りに最適な車4輪駆動の4WDの性能に負けない走行が可能となっています。そのハイパワーでありながらコーナーの立ち上がりスピードも良く、さらにドリ車にとっかしてフォルムを作り上げていることで走るのが楽しいことを追求した世代の代表する車と言えます。
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