ランエボ8は買取相場を上回る事例がある
ランエボ8はランサーエボリューションシリーズの第8弾として、2003年に登場しました。先代モデルのランエボ7と比べて、様々な点で進化していますが、まずINVECS-II 5速ATから6速MT/5速MTに変更されています。
パワートレインは4G63型:2.0L 直4ターボで同じですが、最高出力が8PSアップして280PS/6,500rpmへ、また最大トルク5.0kg-mアップして40.0kg-m/3,500rpmとなっています。サスペンションはフロントはマクファーソンストラット式、リアはマルチリンク式は先代モデルと同じです。
また、制御トルク量を増加させることができるスーパーAYCが採用され、操縦性を大きく向上させています。
グレードはGSRとRSの2種類ですが、RSは5速MT仕様と６速MT仕様がありますが、６速MT仕様のほうが価格が60万円以上高くなります。
外観では、富士山をモチーフした三角形のグリルが採用されましたが、フアンからは不評を買いました。また、リアスポイラーは量産セダンでは世界初となるカーボン製となっています。
また盗難防止のために、イモビライザーが標準装備となっています。なお、このランエボ8から海外へも輸出されるようになりました。
ランエボ8の買取相場はGSRで50万円～70万円前後となっています。新車販売価格は300万円以上しますが、12年落ちで買取価格はかなり落ち込んでいます。
ただ、走行距離が10万キロ以上となっているにも関わらず、100万円以上の買取に成功している例もあります。
この場合、5社の買取店を競合しており、これが買取相場を大きく上回った理由となっているようです。一括査定サイトなどを利用すれば、買取相場を上回ることも難しいことではありません。
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