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改造車は個人売買した方が高く売れるのだろうか?

改造車に限らず、何事に関しても間に業者を入れずに直接売買する方が高く売る事は可能です。しかし、それにはある程度のリスクがある事を良く理解しておく必要があります。
改造車を個人売買する場合、車専門店等で買取価格が付かなかったような車でも売買はできます。しかし車は登録商品となっているので、ただ品物を買うだけではありません。名義変更などの手続きも必要となり、実はとても面倒です。
また、直接個人売買をすると、確かに自分の希望する金額での売買が可能とはなりますが、時にはそこからトラブルが発生してしまう可能性も否定できません。
従って、業者に仲介してもらって売買するよりは個人売買の方が高く売る事は可能ですが、リスクとベネフィットの点から考えると、金額には変えられないメリットが業者に依頼する方にはあるとも言えます。
また、そもそも個人売買であれば安く買う事ができるのではないかと思っている購入者もいる為、自分が希望する金額では売る事ができない可能性がある事も知っておくべきです。

個人売買の際にする名義変更のやり方

自動車の名義変更は不動産の登記などと同じで法律行為で、実印の決済が必要な厳密なものです。とても厳密なことなので間違いのないように気をつけてしましょう。まず名義変更に必要なものは、元々の持ち主、旧所有者の実印の委任状が必要です。

委任状

委任状は自動車の登録専用のものを使います。陸運局などへ行けば売っていますが、今はネット上で公開されているデータをプリントして使ってもいいでしょう。実印を証明する印鑑証明も必要です。転居などで印鑑証明の住所が変わっていたら、その関連をしめす住民票などが必要になります。更に譲渡書という書類も実印を押して用意します。新所有者側にも同じ委任状と印鑑証明が必要です。
委任状ダウンロード:http://www.mlit.go.jp/common/000226587.pdf
さらに新たに車庫証明を申請しておく必要があります。警察に申請しますが一種間程度かかるので予め用意しておかなければなりません。この様な書類がそろえば管轄の陸運支局で行いますやり方は簡単で教えてもくれますので迷うことはないでしょう。個人売買でも一般の業者のやり方でもまったく同じです。個人売買だからといって特別な扱いはありませんので慎重に行ってください。

名義変更する費用はどのくらいかかる?

個人売買ですから新しく買う人がすべて自分ですると、費用はほとんどかかりません。まず書類代ですが、名義変更のための申請用紙が30円位するくらいで、後は無料の用紙が多いです。有料の書類は新所有者のつまり自分の印鑑証明で大体300円くらいです。このほか名義変更には車庫証明の申請が必要ですが、これは用紙は無料で手数料が2700円必要になります。
また加入は必須ではありませんが、もし自家用自動車協会に加入すると、3000円から5000円くらい会費が必要になります。この他に陸運支局での名義変更の登録に手数料が350円かかります。またナンバープレートを変更する場合にはナンバー代が1440円必要になります。
これが自分でする場合の最低限の費用です。しかし個人売買でも誰かに頼んでやってもらうとしたら行政書士、つまり代書屋が良いです。費用ははっきり決まったものはないのでなんとも言えませんが名義変更は数千円で安いですが、車庫証明は手間がかかるので少々高いです。

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