記事内に広告を含む場合があります

自家塗装

車の印象を決定づける要素はたくさんありますが、中でも一目でわかるのがカラーリングです。市販されている普通のカラーだとやはり個性は少し薄れてしまいますから、少しでも個性的な車に乗りたいということで再塗装をしたいと考える人は少なくありません。
ただ実際に再塗装(オールペイント)を業者に依頼するとなるとかなりの金額になりますから、自分で塗装する自家塗装に挑戦したいという人も多いのです。
結論から言ってしまえば自分で塗装をする自家塗装は何も不可能ではありません。
必要なものとしては塗料と下地に使う下地用塗料や耐水ペーパー、それにコンパウンドや必要に応じてスプレーといった程度で、ほとんどのものが市販されているグッズです。
作業としてはまず車の外装パーツのうち外せるものを外して下地を作り、下塗りをしたうえで本塗りに入ったクリアースプレーを吹いて仕上げるといった形になっており、作業スペースと少しの車の知識があれば誰でも出来てしまいます。
実際のコストはケースバイケースですが業者よりも高くなるということはまずあり得ないことですから、塗装にかける費用をなるべく節約したいということであれば自分で塗装に挑戦する自家塗装は十分挑戦する価値があります。

自分で塗装する事は可能だが、手間はものすごくかかる

自家塗装を自分で出来るというのは本当のことなのですが、ただ少々注意したいのが「本当に面倒くさい」ということです。
まず車の塗装はしっかり乗っていないと見栄えが悪いですから、かなり細かく下地づくりをしなくてはなりません。塗装する部分全体を耐水ペーパーでひたすら磨いて、磨いただけでは塗料の乗りが悪いところはパテを付けて塗料の乗りを良くします。
それに何時間もかけた後で下塗りをして、乾くまでまた待って研磨して、本塗りをして補修して、クリアーを吹いて補修してということをやっていくわけですから、基本的に一日や二日で終わる作業ではありません。
バイクくらいであればまだ何とかなりますが、自分で、自家用車のペイントをするとなると本当に凄まじい手間がかかります。もちろん「手間をかけた分愛着が生まれる」と言われればその通りですが、かける時間や手間のことを考えるとあまり自分でやるのはおすすめできないでしょう。
何より車は外装の全てが樹脂でできているわけではないですからしっかりとした知識を持って塗装に臨むことが必要ですし、もししくじれば最初からやり直しです。
そのため「時間にそこまで余裕がなく、しっかりとした出来にしたい」といった人は、無理をせずプロに依頼するのも検討するべきでしょう。

プロに依頼した時の値段はいくらくらい?

ではプロに再塗装を依頼した時の値段はいくらくらいなのかと言うと、これはもう何とも言えません。
もし軽自動車一台の再塗装で500万円など言われればよほど特殊な塗料を使っていない限りあり得ないですが、10万円というのは納得できる範囲ですし、50万円や100万円というのも使う塗料によってはあり得る話なのです。
しかも塗料が同じでも業者によって作業料が違うため、相場を考えるのがかなり難しいです。
傾向として車体の面積が大きいほど塗料も手間も多くかかるために高額になるということは言えますが、値段がいくらくらいなのかというのは詳細なデータが無いと答えづらい質問です。
そのためもしプロに再塗装を依頼するのであれば、事前にその業者に電話して、車種や年式、使用を想定している塗料のことを伝えて値段の見積りを伝えてもらうと良いでしょう。
見積りくらいであれば無料で作ってくれるところが多いですし、見積りを比較したうえで交渉すれば少し値引きをしてくれることもあります。
言うまでもありませんがプロがしっかりとした機材を揃えて作業に入れば綺麗なペイントが出来るわけですから、依頼するならば「自家塗装ならもっと安いのに」と考えず「プロの仕事なら妥当だ」と考えるようにしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました