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【E50】エルグランド 買取相場

e50エルグランド

e50 エルグランドは1997年にデビューし、これまで多人数の乗用車と言うとワンボックスが中心であった市場に高級車志向を持ち込んだ先駆的な車種として大きなブームを起こしました。当時はミニバンというカテゴリーは無く、ステーションワゴンとワンボックスの中間的な位置づけとして特異な存在感を放っていたものです。同種の車種としてホンダのオデッセイ、三菱のグランディスなどが登場していましたが、エルグランドはその格上の高級志向層を狙った車種として登場しました。
e50 エルグランドは他の車種がより乗用車に近い形で多人数を乗車させることに重きを置いていたのに無いし、あくまでも2列目、3列目の居住性を重要視した構造となっています。そのため他の車種にくらべよりワンボックス的なスタイルと、運転席の着座位置や視認性など、乗用車よりワンボックスに近い点が大きな特徴です。これはその代わり2列目、3列目の広さは群を抜いており、高い快適性を持った車として注目されました。この傾向は以後登場するe51型、e52型にも継承されており、e51型やe52型はe50型の2列目、3列目の快適性を維持したまま前席を乗用車のような着座位置としたため、全長が長いのが大きな特徴となっています。
e50 エルグランドは2002年までマイナーチェンジを繰り返しながら生産が継続され、その間に数々の改造車も生み出しています。メーカー純正のシートアレンジに特徴を持たせた4人乗りのロイヤルラインや、映画の撮影などにおける機材と人員が快適に移動できる移動専用車や高規格救急車なども製造され、これまで供給が難しかったキャビンの広い特殊車両などもe50 エルグランドをベースに多数製造されています。また、足回りなどにメーカー純正のチューニングを加え、ドレスアップパーツを装着したriderも用意され、同じ形式でありながら多数の派生車種が誕生しました。
e50 エルグランドは既に生産されて20年が経過しており、既に旧車の部類に入る車種でもありますが、その独特の車格と安定性が高く評価されている車種でもあります。また、当時の日産の特徴として非常に走行性能の高い構造が主流であったため、足周りの強化やローダウンなどを行う人もおり、またその改造に耐えうる高い基本性能を持ち合わせていることも特筆に値します。
そのため中古車市場では相場が比較的高額であり、また独特の乗車感覚と高い居住性も相まって、e50 エルグランドを求める声が高いという事実があります。
現状では日産のフラッグシップ的存在となったエルグランドですが、その歴史はe50モデルから始まっています。そのため非常に人気が高い車種であり、買取相場も高値で推移しています。現行型は非常に快適性を重視したモデルとなっていますが、e50はキャラバンやホーミーの様なワンボックスの乗用車版として開発されたものであり、実際には管理の方法や実用性を兼ね備えた車種であるとして中古車買取相場で高い人気を誇っています。

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