アーチ上げとは?やり方、工賃は?

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自動車の世界では色々な用語がありますが、とくに加工の分野でアーチ上げという用語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ですが、そもそもこのアーチ上げとは、どのようなものを表すのかご存知ですか?

 

通常は、大きなサイズのホイールを車へ取り付けることによって、車高がダウンします。すると、ハンドルを切る時、タイヤがフェンダーへ接触してしまうことになります。そこで、フェンダー部分をアーチ状にカットして加工していきます。これがアーチ上げと呼ばれる加工ですが、「切れ上げ」と呼ばれることもあります。

 

この作業を行うことによって、 20インチでも取り付けが可能になりますし、場合によっては21インチも 取り付けることができるようになります。ですが、アーチ上げの加工を施す際には、インナーの加工も大切になってきます。

 

リアフェンダーならば2枚になっているのでアーチ上げをした後に、2枚目に関しても切り上げをし、溶接もし直してる人が殆どと言って良いでしょう。そのままでフェンダーアーチをカットしてしまうと、フェンダーラインが崩れる可能性があるので、一度ライン上で切って、短縮してから再び溶接する方が一般的です。

 

気になる加工のやり方は?

 

フェンダーのアーチ上げ加工のやり方ですが、まずフロントフェンダーは、フェンダーとタイヤとの隙間を、適切な高さだけ上げます。例えば、フロントを25o上げるなら、リヤも25o上げていくというやり方です。 もちろん、加工は鉄板で行います。

 

25oだけ上げていくという事はつまり、廻りも同時に上がるため、延長加工も必要です。溶接した後には歪みが生じるので、職人の手でハンマリングを行って形を整えます。

 

リヤフェンダーも緻密に計算した上で切断します。オーバーフェンダー装着で車高を下げた際に、フェンダーがタイヤへ被らないように計算しましょう。インナーフェンダーも同様に、床上げ加工をします。

 

切継ぎの部分には、強度を出さないといけません。 フロントフェンダー同様、リアも短縮加工になりますが、周辺は延長加工で、最後にハンマリングによって歪みを抜きます。

 

丁寧な鉄板加工ならパテも多く使いませんので、トラブルリスクが低くなります。フロントバンパーとリヤバンパーも加工し、 フェンダー裏側など見えない部分も防錆処理を施します。

 

それからサイレンサーパッドを張って、全体的に鉄板が持つ強度をキープします。このやり方をすれば、車高に関して触らなくとも、タイヤとフロントフェンダーとの隙間も広くなります。リヤフェンダーもフロントと同様に、隙間が開きます。

 

工賃はどのくらいかかるの?

アーチ上げをしたいと考える場合に、気になるのがこの加工にかかる工賃ではないでしょうか。工賃を考える時には、まずフェンダーがどのような作りになっているかを確認することがポイントです。フェンダーの作りによって、金額が左右されるということを覚えておきましょう。

 

例えば、軽自動車などは一般的に鉄板だけが多くなっているので、カットと塗装を行い、それぞれのケースによってよってはミミの部分を作り直すこともあります。セダンなどはインナーもありますので、カットするだけでは中にあるインナー部分がフェンダーと離れてしまうリスクがあります。そのため、インナーを上げることによって再度溶接などの加工をしなければいけません。

 

ツライチにしたい場合のアーチ上げでは、強度をアップしたり、ミミの作り直しなどの加工が比較的大掛かりになります。そのため、トータルで30万円以上の工賃として考えた方が無難と言えるでしょう。価格についてはまちまちですが、費用を安く済ませたいあまりに強度が不足してしまうと、割れてしまったりアーチに歪みが出てしまうことがありますので、多少費用がかかってもしっかりした加工を施すことが大切です。