日産50シーマは、このシリーズでは4代目にあたるモデルです。このシリーズは、日産のフラッグシップとなる高級セダンで、2001年に前の型からモデルチェンジされて登場して、2010年まで製造されていました。主な仕様は、5人乗りの4ドアセダン、V型8気筒の4.5LエンジンあるいはV型6気筒3Lエンジンが積まれて、それによって後輪または全輪を駆動する4WDなど複数のタイプがありました。
50シーマの新車販売価格は、登場してすぐ頃では、500万円前後から600万円台でしたが、最後の頃になりますと、3Lエンジンモデルが廃止され、V8の4.5Lのみとなり新車販売価格も600万円台から700万円台後半とすこしアップしています。
さて、中古車としての50シーマは、高級セダンであることや一番新しいモデルでも数年落ちとなっていますので、取引量はそれほど多くありません。買取相場を探る上での中古車の取引価格は、古い中古車ではよくあることですが、その車のグレードと年式、特に走行距離、状態によって大きく違っています。一番新しい年式のモデルで見てみますと、100万円から200万円の間で販売されているものがほとんどです。
これを買取相場に置き換えてみますと、70、80万円台から100万円台後半で、平均しますと100万円台前半が相場だと推察されます。そして、年式が1年古くなりますと平均で見て10万円から15万円程度値下がりするように見えます。特に初期に製造されたモデルの買取相場は甘めに見ても50万円以下が大半ではないかと推察されます。
F50シーマ買取相場 推移
年式 | グレード | 型式 | 買取相場 |
---|---|---|---|
平成13年式(2001年) | 450XV | TA-GF50 | ? |
平成14年式(2002年) | 450VIP | TA-GF50 | ? |
平成15年式(2003年) | 450XL | TA-GF50 | ? |
平成16年式(2004年) | 450VIP | TA-GF50 | ? |
平成17年式(2005年) | 450VIP | TA-GF50 | ? |
平成18年式(2006年) | 450XV | CBA-GF50 | ? |
平成19年式(2007年) | 450XV 20th-Ltd | CBA-GF50 | 20.0万円 ~ 43.0万円 |
平成20年式(2008年) | 450XV | CBA-GF50 | 33.5万円 ~ 58.5万円 |
平成21年式(2009年) | 450XL | CBA-GF50 | 25.5万円 ~ 60.0万円 |
平成22年式(2010年) | 450XV | CBA-GF50 | 56.0万円 ~ 94.0万円 |
※上記の買取相場はあくまでも相場です。車の状態(改造パーツや走行距離、年式など)によって買い取り額は大きく変わります。
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【体験談】8年落ち、走行距離6万キロ超えのF50シーマが49万円で売れた!
一括査定で3社を比較して高く売れた
カベさん(31歳/男性)
満足度:
売却した車種情報
車種 | F50シーマ |
---|---|
年式 | 平成19年 |
走行距離 | 61,000km |
グレード | 450VIP |
ボディカラー | ブラック |
売却額 | 49万円 |
F50シーマの売却・乗り換えのきっかけ
BMWの7シリーズに乗れる事へなった為
妻の兄からBMWの7シリーズを譲ってもらえる事になったので、これまで乗ってきたF50シーマを売却する事にしました。シーマは乗り心地もよく、走りも快適で気に入っていたのですが、2台停める駐車場もなく維持費も倍かかるし、何といってもBMWが魅力的でした。
自分なりに工夫した売却ポイント
大手業者が多数登録している一括査定に申込み
新車への乗り換えではないため、下取りはできず、車買取店を探す事にしました。
ずっと他県(広島県)にいたので、3年前に神奈川に来てからは知り合いの車買取業者がいなく、どこに売ろうか迷っていました。
妻に相談したところ、僕が仕事している間に色々調べてくれたみたいで「インターネットから複数の業者に査定が出せる一括査定がいいらしいよ」とのこと。
早速、一括査定に申込み、3社の買取業者に見に来てもらいました。いずれも多くの買取業者で、こちらの都合のいい時間帯に査定しに来てくれたので、3時間かからず全ての査定が終了しました。
G社 | A社 | T社 |
---|---|---|
30万円ん | 49万円 | 42万円 |
比較して売却先を決め、49万円で売る事ができました!
※日産下取りシュミレーションで調べたところ、11.5万円 ~33.5万円と相場が出ていたので、下取り相場よりもかなり高値で売れたと事になります
http://tradein.nissan.co.jp/
印象的なエピソード
常日頃のメンテナンス・カスタムパーツが高評価
こんなに査定額が高かったのは、車の状態が極めてよかったこと。週に一回の休みの日の洗車はかかさず行っていたし、1年に一回、業者でガラスコーティングもしていました。
カールソンのホイールは購入してから、2か月ほどしか経っていなかった為、ガリ傷もなく+評価でした。
カベさんからアドバイス
日頃から綺麗にすること
車は日々劣化していくので、その劣化をどれだけ食い止めるかが査定時に重要になってきます。最低でも1ヶ月に1回は洗車をしたり、5000km毎にオイル交換したりと、日頃のメンテナンスで車の状態は大きく変わってきます。
日頃から愛車を綺麗にしておくと、売却時に思ったよりも高く売れます。
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